【OLYMPUS】オリンパスTough TG-6で凍った桜を撮る。みぞれまじりの雪の中、手軽にしっかり撮れる防水カメラ

OLYMPUS Tough TG-6

雪の中、桜を撮りに

こんにちは、いもりんです。

今年の冬は去年より寒くて、桜の開花も遅れていました。それでもようやくあたたかくなってきて、品種によっては咲き始めた桜もあります。「近いうちにソメイヨシノも開花するぞ」と思っていたところに突然の寒の戻り。雪も降り始めました。私の住んでいる地域では積もるほどではありませんが、空気が冷たくとても寒いです。どこかに撮影に行こうと思っていた気持ちも、すっかりなえてしまいました。

OLYMPUS Tough TG-6

しかし、ひとつ気になることが。それは昨日、川原を通りかかったとき、咲いている桜の木が一本あるのを見つけました。あの桜は今どんな姿になっているだろうか。枝に雪が積もっているだろうか。花には雪が溶けた水滴がたくさんついているだろうか。そう考えると、寒いけど見に行ってみようという気になってきました。上着を着て長靴を履いて傘をさして出発です。お供のカメラはオリンパスのTough TG-6 です。

Tough TG6という防水カメラ

　　　　写真　オリンパス公式サイトより

オリンパスのTough TG-6は、一言で言ってしまえば、防水のコンパクトデジタルカメラです。雨の日で手軽に撮影する方法はないものかと考えた末にこのカメラを購入しました。ブラックとレッドの二色があるのですが、私はブラックを購入しました。

OLYMPUS Tough TG-6

Tough TG-6の基本スペック

このカメラの特徴は何と言っても防塵防水機能です。15ｍ防水。耐衝撃は2.1 ｍ。耐低温は-10° C。その名の通りタフなカメラです。私はダイビングはやらないので何メートル防水とかは気にしないのですが、雨の日の撮影や水まわりでの撮影で力を発揮するカメラです。

センサーは1/2.33インチ、1,200万画素です。センサーサイズがもう少し大きい方がいいのですがこれは仕方がないでしょう。将来的にもっと大きなセンサーを積んだ防水カメラが出ることを期待してます。

レンズは35 mm 換算で25-100mm 。開放 F 値は25mm でＦ2.0。100mm でF4.9です。望遠側はさておき、広角側の F 2.0は明るい方になると思います。そして、2.5段分の手ブレ補正がついています。

OLYMPUS Tough TG-6

最短撮影距離は10ｃｍです。顕微鏡モードにすると1ｃｍになります。顕微鏡モードでは最短撮影距離が短くなりますが、無限遠でピントが合わなくなります。顕微鏡モードは1ｃｍから30ｃｍまでの範囲で、ピントを合わせて使うことができます。この顕微鏡モードはとても気に入っていて、花のアップを撮影するのによく使っています。

個人的に他に気に入ってる機能としては、オリンパスのお家芸、アートフィルターが使えるということです。アートフィルターとアートエフェクトの掛け合わせで、写真に様々な効果をかけることができるので、かなり遊べます。

他に気に入ってる機能としては、ＲＡＷで記録ができるということです。このクラスの防水コンデジではＲＡＷで記録できるは、このTough TGシリーズだけではないでしょうか。カメラ内 RAW現像も出来るのですが、これはあまり使い勝手が良くありません。パソコンの RAW 現像ソフトを使うほうがいいでしょう。

OLYMPUS Tough TG-6

なぜTough TG-6なのか

実を言うと、オリンパスの OM-D E-M5 Mark II を所有しており、このカメラは防塵防滴なので同じく防塵防滴のレンズと組み合わせれば、雨の中での撮影も可能となります。しかし雨の中、少しでも身軽な状態で写真を撮る方法はないか。さらに雨に濡れた植物のマクロ撮影もしたい。などと考えると、結局防水のコンデジで撮影するのが、手っ取り早いと考えたのです。

センサーサイズが小さいので、ミラーレスに比べると画質面で不利になってしまうという欠点がありますが、それより雨の日に撮影に出かけることのハードルがかなり下がる、というのが大きいです。本来は雨の日でも一眼で撮影するのがいいと思うのですが、撮影のハードルが高く、結局は撮影に行かなくなって写真が撮れなかったという状況になるよりは、コンデジでサクサク写真を撮った方がましだと言う考えです。

　　　　写真　オリンパス公式サイトより

あまり出番がなかったTough TG-6

全体としてとても気に入っているTough TG-6ですが、実は今まであまり出番がありませんでした。というのも購入したのが去年の秋で、私の住んでいる東京では冬は降水量が少ないので雨や雪の日に撮影に行くという状況がありませんでした。ようやく春を迎えこれから秋まで雨の多い季節になります。この先、出番が多くなると思います。