こんにちは、いもりんです。
今回はGRⅢを夏空の下へ持ち出して、イメージコントロールの比較をしてみたいと思います。比較するイメージコントロールは、ビビッド、スタンダード、ポジフィルム調の3種類です。たまにハードモノトーンも試しています。前回のイメージコントロールの試し撮りでハードモノトーンが気に入ったので、どんな感じの写真になるか見たくて載せてます。
では、見ていきましょう
公園
ビビッド
当たり前ですが、3枚の中では一番鮮やかな色の写真になりました。空の青や木の緑など鮮やかに表現されてます。
スタンダード
ビビットに比べると落ち着いた。色合いになってます。木の緑の彩度がビビッドと比べるとかなり落ちてます。
ポジフィルム調
空の色がやや緑がかっています。シャドウ部が暗く表現されており、コントラストが強い印象です。
遊歩道
ビビッド
空の青は好みの鮮やかさですが、緑に関しては少し鮮やかすぎるのではないかという印象
スタンダード
ビビットとは逆に緑はこのぐらいの彩度が好みだけど、空の青色が薄くてモロ足りない感じがします。
ポジフィルム調
空に比べてアスファルトや草がアンダーでコントラストの高い写真になりました。
空と水面
ビビッド
空の青や川の緑が鮮やかに表現されています。
スタンダード
ビビットの写真より少し鮮やかさがない写真になりました。ビビットかスタンダードか迷うところです。どちらもいいですね。
ポジフィルム調
ポジフィルム調の持ち味である色味になっています。好きな方はこの色味が一番いいと思うかもしれませんね。
ハードモノトーン
ハードモノトーンで再現すると空の青が暗くなり、雲が引き立って見えます。
空と雲
ビビッド
空と雲をテーマにした写真です。空の青がとても鮮やかに表現されています。緑はアンダーめの露出になってしまいました。
スタンダード
こちらの写真もいいですね。空に露出が合っているので緑がアンダーになってしまいました。
ポジフィルム調
一番コントラストの強い写真になりました。空の青は濃く緑はかなり暗くなっています。
ハードモノトーン
雲がとても印象的な写真になりました。ハードモノトーンはこういう写真にとても合っています。
まとめ
今回はGRⅢのイメージコントロールビビッド、スタンダード、ポジフィルム調の比較してみました。撮影場所が夏の屋外で、被写体が主に風景、空や雲や緑でした。比較した3つのイメージコントロールの中ではビビットが一番被写体にあっている印象を持ちました。スタンダードも悪くはないのですが、色が少しすっきりしすぎているように感じます。状況によってはスタンダードの方がいいかもしれません。ポジフィルム調に関しては空が少しグリーンがかかるという特徴があるようで、自分の持つイメージとはやや違うなと思いました。ポジフィルム調に関しては、別な被写体で力を発揮してくれることでしょう。
追加で試したハードモノトーンは青空が暗く落ち込み、雲との対比がとても印象的な写真になります。個人的にはとても好みな写真になりました。これからもハードモノトーンをちょくちょく使っていくと思います。GRⅢには他にもあと3つモノトーン系のイメージコントロールがあります。これらの比較もおいおいやっていきます。
今回は使いませんでしたが、他で一番気になっているのはネガフィルム調です。ネガフィルム調に関しても試して行きたいと考えています。
ではまた。