【OLYMPUS】オリンパス Tough TG-6 で快晴の日に試し撮り。顕微鏡モードはやっぱりおもしろいし、順光で空を撮ると鮮やかな青空がカリッと写った。

こんにちはいもりんです。

今年ももう10月。早いもんですね。あっという間に夏が終わってしまった感じがあります。しかしながら、夏が終わってしまったにも関わらず、防水カメラを手に入れました。各社それぞれ防水カメラを出していますが、今回私が手に入れたのは オリンパスの Tough TG-6です。

なぜ今更防水カメラを手に入れたかと言うと、理由は大きく二つあります。 ひとつ目は雨の日でもカメラを濡らす気にせずに撮影したいということ。愛用している OMD EM 5 Mark II は防滴機構が施されているので水に濡れても大丈夫なのですが、レンズが防滴ではないため雨の日に外に持ち出すのをためらってしまいます。オリンパスには防滴機構を施したレンズもありますが、私の場合手持ちのレンズ全てが防滴という訳ではないので、雨の日に持ち出すとなるとレンズの選択肢が狭くなってしまいます。防水のコンパクトデジカメならば荷物にもならないし、雨が強く降ってても全く心配することなく外に持ち出すことができます。

ふたつ目はこの Tough TG-6のマクロ機能です。顕微鏡モードというものがあり、1cm まで被写体に近寄って撮影することができます。一眼レフやミラーレスならばマクロレンズを購入しないと撮影できないような小さな花などもこのTough TG-6があれば撮影することができます。

今回は運悪く(?)快晴だったので、雨の日のテスト撮影はお預けとなってしまいました。 そこで通常の撮影やマクロ撮影、あと逆光での撮影など試し撮りをしてきましたのでご覧いただければと思います。この記事にある写真はすべて画像を縮小して以外はJPEG撮って出しです。

まずはiAUTOで普通に撮ってみた。

まずは、撮影モードをiAUTOにしてシオンを撮影。 iAUTOといういのは、カメラが自動的に最適な撮影モードを選んでくれるカメラまかせのモードです。快晴ということもありコントラスト高めの写真になりました。ピクチャーモードはナチュラルに設定してあります。

こちらもコントラスト高めですが私は好きな描写です。

顕微鏡モード

早速顕微鏡モードで撮影しました。顕微鏡モードは被写体に1cmまで近づいて撮影できるモードで、TG-6のウリのひとつです。なかなか良い感じの描写です。 当然ながら被写界深度は浅くなるので、ピントの位置をしっかり決めなければいけないなと反省。

顕微鏡モードかなり強力です。本当はもっと近くに寄って撮影することができるのですが、この花の場合、あまり近づきすぎると、なんだか分からなくなってしまうので、このぐらいで撮影しました。

コスモスを撮影。花びらのエッジがしっかり立ってます。背景がもう少し背景がぼけているといいのですが、そこまで求めてはいけませんね。

こちらは背景に玉ボケが発生しています。もう少し綺麗な玉ボケを作ることができないか試してみようと思います。次回への課題。

風景を撮ってみる

普通に風景を撮るとこんな感じですね。コントラストが高めです。もう少し細部が綺麗に描写されているといいのですが、まあセンサーサイズの関係で頑張ってるほうだと思います。センサーサイズは1/2.33インチ。

水面に映る空が綺麗な青色になりました。その代わり空の色が白く飛んでしまっています。HDR撮影をすると空も青く写るかな?今度試してみよう。

逆光で撮る

次は逆光での撮影テストです。 木の葉っぱごしに逆光で撮影すると赤いゴーストがたくさん発生しました。 このゴーストはカメラの角度を変えると消えたり現れたりするのですが一番強く現れたとこでわざと撮影してみました。

こちらも同じようにゴーストが発生しています。 しかしこのようなゴーストが発生するというのはこのカメラ固有の問題ではありません。私はあまりフレアやゴーストは気にならない方なのでまあこれはこれでいいかなという感じです。

カメラの角度を変えて太陽が直接レンズに入らないようにして撮影。全体的にもやがかかったような写真になりました。この靄のようなものがフレアです。

さらにカメラの角度を変えて ズームで寄って撮影。 フレアもゴーストも消えました。

順光で青空を写す

快晴の空を順光で撮影。 とてもコントラストが高く空の青色が印象的です。

こちらの写真も同様です。 空の青がとても鮮やか。 同じオリンパスでも EM 5 Mark II だとここまで鮮やかな青色にはなりません。いやもしかしたら露出モードをiAUTOにしてたから空の色がこんなに鮮やかになったのかも…

今回のテスト撮影でのTG-6の印象

まだまだいろんなシチュエーションでカメラを使い込んで見る必要があるのですが、今の時点で感じたことをまとめておきたいと思います。

まずはセンサーサイズとレンズについて

センサーは、1/2.33インチ 1200万画素

コンパクトデジカメなので当たり前ですが、センサーサイズは私がいつも使っている APS C サイズやフォーサーズに比べるとかなり小さいなあという印象があります。少し物足りない感もありますが、写りが悪いわけではありません。

レンズは 4.5mm ~ 18.0mm 35 mm 換算で25mm ~ 100mm W F2.0 ~ T F4.9

35 mm 換算の焦点距離は25 mm から100 mm なので通常の撮影に関しては、問題のない範囲をカバーしています。 開放 F 値も F 2.0と明るめなのですが、これは広角側の25 mm での数値です。 望遠側の100 mm になると F 4.9になるので注意が必要です。背景がどのぐらいボケるのか、またどの程度玉ボケを作ることができるのかについては今後試していきたいと思います。

撮影範囲について

撮影範囲は10cm ~ ∞で、顕微鏡モードにすると1cm ~ 30cmになります。被写体まで1cmの距離まで近づいて写真を撮ることができます。本格的なマクロ撮影ができるので、マクロ専用カメラとして持ち歩くのもありかと思います。

逆光での撮影について

逆光での撮影では、フレアやゴーストが発生します。ただしこれはコンパクトデジタルカメラとしては標準的であり、このカメラが特に悪いというわけではありません。個人的にはフレアやゴーストは多少出ても気にならないし、作品の雰囲気づくりにプラスになる場合も少なくないのであまり気にしていません。

RAW現像につて

Tough TG-6は何とRAWで撮影することができます。このクラスのコンデジにはない機能です。カメラ内 RAW 展開もできます。 ただし Tough TG-6のカメラ内 RAW展開は使いやすいとは言えません。カメラ内で写真を RAW 現像する際は、あらかじめカメラの設定を現像したい設定にしておく必要があります。具体的にはホワイトバランスを日陰で現像したいという場合は、カメラの設定でホワイトバランスを日陰にした状態で RAW 現像しなければなりません。 さすがにこれは使いやすいとは言えないでしょう。

また RAW 現像する際、アートフィルターを一度に複数適用させて複数の画像を作ることができます。例えば一枚のRAWデータに、3種類のアートフィルターを適用させて、3枚の JPEG 画像を作ることができるのです。これはアートフィルターを色々試してみたいという場合にはとても便利な機能です。とりあえず写真を撮っておいて、後でアートフィルターを色々適応させてみるという使い方ができます。

オリンパスの Tough TG-6まだ少しだけしか使っていませんが、色々と楽しい写真が撮れそうな予感がします。 肝心の防水機能が発揮できるシチュエーションでの撮影がまだできていませんが、これも近いうちに試してみたいと思います。他にも気になっているけど、試していない機能がまだいくつかあるので、それらも順次紹介していきたいと考えています。

では

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