【SONY】RX100 markⅥでふんわり写真を撮ってみた。小さなボディにたくさんの機能を凝縮したRX100 markⅥはふんわり写真のそつなくこなす?

こんにちは。いもりんです。

今回は手持ちのコンデジを使ってふんわり写真を撮ってみたいと思います。ふんわり写真というのは全体的に淡い色彩でコントラストが低くて柔らかい感じの写真のことです。

以前からふんわり写真には興味があって何度か挑戦したのですが、なんとなく中途半端なまま終わってしまったので、今回は少し気合を入れてふんわり写真に挑戦してみたいと思います。

春になって梅や桜が咲き始めたときに、その風景をふんわりと写真におさめたいと考えていて、今のうちにテスト撮影をやって、春の本番に備えていきたいのです。

手元にある何台かのコンデジを使ってふんわり写真にトライしてみます。い設定を変更してふんわり写真を表現します。手持ちのコンデジでふんわり写真を撮影するのに一番適したのはどのカメラなのか検証します。

使うカメラはRX100 markⅥ

今回の使うカメラはSONY のRX100 markⅥです。このRX100 markⅥは、35mm換算で24-200mmの高倍率ズームを搭載し、その描写はとてもシャープ。ポップアップ式のEVFとチルトモニターも装備していて、よくぞこの小さなボディにそれだけの機能を凝縮させてくれたものだと嬉しさのあまり叫びだしたくなるようなカメラです。

しかもメモリー機能があるので、ふんわり写真の設定を記憶させておき、いつでも呼び出して使うことができます。

しかし開放F値が大きいのでボケを活かした写真は苦手。それでも望遠側の200mmで撮影すればある程度ボケを作り出すことができます。

ふんわり写真の設定

以下がネットの記事などを参考にして今回私が実際に設定したものです。

撮影モード (A)絞り優先か(P)プログラム

撮影モードは状況に合わせて変えればいいので、あまり深く考えずに最初は絞り優先かプログラムに設定。シャッタースピード優先でもOK.

露出補正 +1.0~+1.7

露出補正は基本プラス方向。プラス1.0からプラス1.7の間で設定します。

クリエイティブスタイル Vivid

クリエイティブスタイルは一番鮮やかなVividに設定。Vividの中での細かい設定は以下の通り

コントラスト -1

彩度 +1

シャープネス -1

考え方としては、コントラストとシャープネスはマイナス方向に設定し、再度はプラス方向に設定。具体的な数値は撮影を重ねていく上で微調整することもあります。

ホワイトバランス AUTO

ホワイトバランスはカメラまかせのオート。特別な意図がある以外はAUTOでいいかと。

オートHDR使用

オート HDR とは一度に複数の写真を撮って合成し、白飛びと黒つぶれを少なくする機能。プラス補正をかけているということもあり、白飛びしやすくなっているので、それを緩和してくれる働きがあります。ただし、複数枚の写真を撮るので動きのある被写体には向きません。その場合は D レンジオプティマイザーという機能を使ってみるといいかもしれません。

作例:こんなふうに撮れました。

ここからは実際に上のふんわり設定で撮ってみた写真を見てゆきます。まず普通のプログラムオートで撮った写真とふんわり設定で撮った写真の比較から。

下の2枚の写真は上が通常のプログラムオートで撮った写真で、下がふんわり設定で撮った写真です。

通常のプログラムオートで撮影

ふんわり設定で撮影

ふんわり設定で撮った写真の方が、葉の緑や花のピンク色が明るく柔らかく描写されています。逆光で撮ったこともあり、光が拡散してふんわり効果をあげています。かなりちがいますね。

プログラムオートとふんわり設定の比較できる写真がこれしかないので、以下はふんわり設定の写真の作例です。

木の葉が新緑のような色になり、背景は白飛び気味になってます。

ピンクの花を望遠で撮影。逆光ということもあり、全体的にモヤがかかってふんわり効果が強く出ました。

早咲きの河津桜。春っぽい色の写真になりました。望遠側の200mm を使い桜をアップで撮影。

まとめ 今回の設定と感想

今回の設定

今回の撮影のふんわり設定は以下の通りです。

撮影モード (A)絞り優先か(P)プログラム

露出補正 +1.0~+1.7

クリエイティブスタイル Vivid

 コントラスト -1

 彩度 +1

 シャープネス -1

ホワイトバランス AUTO

オートHDR使用

RX100 markⅥとふんわり写真

RX100 markⅥは、コントラストや彩度、シャープネスなどの設定ができるので、数値を自分好みに設定すればふんわり写真を撮ることができます。

また35mm 換算で24-200mm という高倍率ズームレンズ搭載なので、RX100 markⅥ一台で広角から望遠まで写真のバリエーションが色々と楽しめるのもいいですね。

メモリー機能があるので、ふんわり写真の設定を記憶させておき、必要に応じて設定を呼び出すことで、通常の撮影とふんわり写真をいつでも切り替えて撮影することができます。これはとても便利。

結論としてRX100 markⅥはふんわり写真を撮影するのにはとても使いやすいカメラでだと言えます。自分の持っているカメラの中で手軽にふんわり写真を楽しめる筆頭となるカメラかもしれませんね。

いきなり本命登場ということになった感がありますが、他に持っているコンデジでもふんわり写真を試してみようと思います。

ではまた。

スポンサーリンク
レクタングル広告 大
レクタングル広告 大

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告 大