福岡の猫島「相島」へのアクセス。福工大前駅から相島渡船場へのバスの利用方法。バスを使わないルートも紹介。

こんにちは、いもてぃーです。

突然ですが、巷ではかなりの猫ブームですね。
インスタなんか、毎日見きれないほどの猫の写真が次々と投稿されてます。

まあ、私も猫の写真を投稿しているひとりなんですけどね。
でも、猫を飼ってるわけではないので自分ちの猫を撮るってことができません。

まわりにも猫を飼っている人がにないので、猫を撮りたかったら猫スポットに行くしかありません。
猫スポットと言えば、何と言っても猫島でしょう(強引ですが…)

という訳で、今回は福岡県にある猫島「相島」へのアクセス方法や注意点を紹介します。

私もいつくかの島へ猫を撮影しに行きましたが、島に渡るためには船に乗らなければいけません。
船に乗るためには渡船場に行かなければいけません。
そして、渡船場はだいたいの場合、駅から離れたところにあります。
駅から渡船場までは、ふつうはバスが運行されているのでバスを利用することになります。

相島へ行く場合も同様で、電車、バス、船といった交通機関を乗りついて行くことになります。
初めての人はちょっとバードルが高いように感じてしまうかもしれませんが大丈夫、できるだけわかりやすく解説していきます。

では早速、相島へご案内しましょう。

行き:福工大前から相島渡船場(新宮港)、そして相島へ


まずは、JR九州、鹿児島本線で福工大前駅へ向かいます。
「福工大前」は博多から各駅停車で18分、区間快速なら14分。
小倉からは快速で約50分のところにあります。


「福工大前」です。
福岡県内を走る鹿児島本線には「〇〇大前」という駅名が多いので間違えないようにしましょう。
ちなみに隣の駅は「九産大前」。 他にもまぎらわしい駅名があるので注意してください。


「福工大前駅」で下車し、改札を出て北口に向かいます。


北口の階段を下りて外に出ると正面にバス停があります。


このバス停で「相らんど線 第1ルート(時計回り)」に乗ります。
「相らんど線 第2ルート(逆回り)」や「山らいず線」に乗らないように!
(時刻表は2018年12月のものです)

バスのダイヤは平日・土曜・日祝があり、夏ダイヤと冬ダイヤの違いもあります。
詳しくは以下のサイトで確認してください。
新宮町のコミュニティバス


ちょっとわかりにくいですが、バス停にあった路線図も載せておきます。


バス停のすぐ近くにファミリーマートがあります。
これより先に進むとコンビニはないので、ここで飲み物や食べ物など必要なものを買っておきましょう。


バスが来ました。
西鉄バスではなく、新宮町が運営しているコミュニティバス(マリンクス)です。
ご覧のように小型のパスです。

運賃は100円、乗るときに払います。
所要時間は10分となっていますが、それ以上かかることもあります。

安くて便利なコミュニティパスですが、この「相らんど線 第1ルート(時計回り)」はとにかくいつも混んでいます。
利用する人のほとんどは猫目当てに相島に行く人です。
なぜか外国の方も多いです。

私は今までこのバスを3回利用しましたが、バスが小さい割に乗る人が多いので 3回ともぎゅうぎゅうづめでした。(たまたまかもしれませんが)

個人的には、この混んだバスに乗るのが好きではないので、何か他に交通手段は無いものかと考えて、このバスを使わないルートを試してみました。
これについては後ろの方で解説します。


と言うわけで、相島渡船場(新宮港)に到着です。
中に入ると乗船券の自動券売機があるので乗船券を購入します。
大人片道 460円(2018年12月現在)


渡船場の待合室にあった時刻表です。(2018年12月のものです。)
一日5往復ですね。


乗船券を購入したら船に乗り込みます。
あとは相島に一直線です。


約20分で相島に到着。 あっという間です。
船を降りるとすぐに猫たちが出迎えてくれます。
福岡の猫島、相島を満喫してください。

コミュニティバスと船の乗り継ぎ時刻表は、以下のサイトで紹介されているので参考にしてください。
行ってみよう! in相島

帰りの乗船券は待合所で買える


帰りの乗船券はどこで買えるのかというと、相島渡船待合所の中で買うことができます。
この建物が相島渡船待合所です。


待合所の中は木調の壁と長いベンチがあり、落ち着いた雰囲気。
一見、船の待合所とは思えませんね。
もちろん冷暖房完備。


テレビだってあります。


この自動券売機で乗船券を買います。
ねこさんもよく待合所に入ってきます。


運賃は以下の通りです。(2018年12月現在)
大人片道券 1名 460円
大人片道券 2名 920円
しょうがい者大人券 230円(窓口で申請)
大人往復券 1名 880円
大人回数券(11枚綴り) 4600円

小児片道 1名 230円
小児片道 2名 460円
しょうがい者小児券 120円(窓口で申請)
小児往復券 1名 440円
小児回数券(11枚綴り) 2300円


相島渡船待合所の隣には「島の駅 あいのしま」があります。
中には観光案内所やお土産、食堂、カフェがあります。

帰り:相島から相島渡船場(新宮港)、そして福工大前へ

さて、ついにねこさんたちとお別れをするときがきました。

帰りのルートは、来たときの逆で問題ありません。
相島から船で相島渡船場(新宮港)へ戻り、コミュニティバスで福工大前へ向かいます。

ただし、相島渡船場(新宮港)からのコミュニティバスは、「相らんど線 第2ルート(逆回り)」に乗ります。
行きと違うので注意しましょう。

まあ、船から降りた人のうちかなりの数の人がコミュニティバスに乗るので、人の流れについていけば大丈夫。
念のため、コミュニティバスに乗るときに行先の表示は確認するようにしてください。

コミュニティバスに乗らないルート

福工大前と相島渡船場(新宮港)の間は新宮町営のコミュニティバス(マリンクス)を利用するのが便利です。
運賃は100円と安いし、所要時間も約10分と早い。

しかし、困ったことにいつも混んでいます。
あの小さなバスが人間でいっぱいになります。

たまたまかも知れませんが、私は過去に3度このコミュニティバスに乗りましたが、3回ともぎゅうぎゅう詰めでした。

「このすし詰め状態を何とか回避できないものか…」と考えて今回はあるルートを試してみることにしました。

それは相島渡船場(新宮港)から歩いて西鉄新宮駅に行くという方法です。

相島渡船場(新宮港)から歩いて西鉄新宮駅へ

地図で確認したら、相島渡船場(新宮港)から一番近い駅は、福工大前駅ではなく、西鉄新宮駅でした。

という訳で帰りは相島渡船場(新宮港)から西鉄新宮駅まで歩いてみました。

下の地図でいうと左上の「新宮渡船待合室」から「西鉄新宮駅」まで青い点線のルートを歩きました。


青い点線以外にも道はいくつかありますが、かかる時間はどこを歩いても20分となっていますね。

では、私が歩いたルートを紹介します。


出発は相島渡船場(新宮港)
船から降りたところです。


海を左に見ながら、コミュニティバスで来た道を戻ります。
しばらく歩くと左に橋があるので橋を渡ります。


すると砂浜に出るので海を左に見ながら直進します。


振り返るとこんな景色。
遠くに相島渡船場(新宮港)と船が見えます。


砂浜の道を進んで、ひとつ目の道を右に入ります。
上の写真だと、写真の右端の道を進んで行きます。
ここで海とはお別れです。

この道を進んでいくと住宅街になります。
西念寺というお寺の前で左に曲がります。
次にひとつ目の路地を右に曲がり、さらに次の道を左に曲がります。
(写真がなくて、わかりにくくてすいません)


この道を道なりに進んでいくと、こんな郵便局があります。

この郵便局の前を通ってさらに歩いていくと右に線路が見えてきます。
駅も見えてきますが、駅の入口は線路の向こう側なので、駅の手前で線路を渡って向こう側に出ます。


すると「西鉄新宮駅」の入口があります。
到着です。

私が計ったらここまで25分でした。
初めて通る道をいろいろ見たり、写真を撮ったりしながら歩いて25分。
ということは、さっさと歩けば20分以内で移動できると思います。
(これはあくまでも私の場合です)

「混んだバスに乗るのは嫌だ」「20分ぐらいなら歩いても大丈夫」というかたはこのルートを利用してみてはいががでしょうか。
天気の良い日に海を見ながら歩くと気持ちいいですよ。

西鉄貝塚線からJR鹿児島本線へ


西鉄新宮駅の看板。
かなり「猫押し」ですね。
こういうのってJRでは見たことない。おもしろいね。


西鉄新宮駅は始発駅なので電車が止まってますね。


改札はSuicaが使えました。
さっそく乗り込みます。


天神方面に行く場合は、この電車で終点の貝塚まで行って、そこで地下鉄に乗り換えれば天神までいくことができます。

JRを利用したい場合は、途中の千早駅でJRに乗り換えることができます。


千早駅です。
西鉄とJRの乗り換え駅です。
西鉄貝塚線とJR鹿児島本線の接点です。

博多や小倉方面に行く場合はここでJRに乗り換えます。


私は小倉方面なので、ここで鹿児島本線に乗り換えます。

まとめ:相島へのアクセス

福岡の猫島では一番メジャーで一番行きやすいのが、この相島ではないでしょうか。
船の便数も一日5便と比較的多いほうですし、相島の待合室もきれいです。

他の島へ行く渡船は小さいものも多いのですが、相島行きの「渡船しんぐう」はそれらに比べたら大きいので揺れも少ないかと思います。

やはり気になるのは、福工大前駅と相島渡船場(新宮港)を結ぶコミュニティバスです。
運賃が100円と安くていいのですが、バスが小さい割りに乗客が多いのでいつも混んでいます。

混んでても10分強なので我慢しましょう。
早めにバス停に並ぶと、運が良ければ座れるかもしれません。

混んでるバスが嫌なかたは西鉄新宮駅から相島渡船場(新宮港)まで歩くルートも参考にしてください。
一見遠そうに思いますが、歩いてしまえは20分なんてあっという間ですよ。
スマホのGPSを使って地図を見ながら歩けば大丈夫です。

相島渡船場(新宮港)には駐車場もあるので、クルマで来ればそんなこと考えなくてもいいんですけどね。

福岡とその近郊にお住いのかた、旅行で福岡に訪れるかたは猫たちに会うために相島に渡ってみてはいががでしょうか。

ゆったりとした島の空気とのんびり過ごしている猫たちに癒しをもらうことができますよ。

ではまた。

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