こんにちは
フィルムカメラをそこそこ楽しんでるいもてぃーです。
いつもデジタルで撮ってるけど「たまにはフイルムで撮ってみたいなー」って思う時、一番手軽にフイルム撮影を楽しむことができるのは「写ルンです」と言うことになりますね。
フィルムカメラを持ってなくてもいいのですから。
「写ルンです」はとても楽しいカメラ(正確にはレンズ付きフィルムと言う)なので、私などついついたくさん撮ってしまいます。
しかしたくさん撮れば撮るほど気になってくるのがお金の問題。
「写ルンです」やフィルムカメラの場合、フィルム代や現像代、プリントしてもらうならプリント代が重くのしかかってきます。
何とかコストを安く抑えようと安い業者さんを探して頼んだりするわけですが、それにも限界があります。
そんな時ネットで見つけたのがこのレンズ、ギズモードから出ている「GIZMON Utulens」と「GIZMON Wtulens」
読み方がよくわからないけど「ギズモン ウツレンズ」って読むのかな?
「GIZMON Utulens」と「GIZMON Wtulens」は使用済みの「写ルンです」のレンズを再利用して作られたミラーレス一眼用のレンズです。
レンズマウントは、
マイクロフォーサーズ
SONY Eマウント
富士フイルム Xマウント
EOS Mマウント
ニコン1マウント があります。
このレンズを使えば現像代等を気にすることなく「写ルンです」で撮るのと同じ写真を撮ることができます。
本物の「写ルンです」で撮った写真と同じように写るかどうかはわかりませんが、少なくとも似たような描写の写真を撮る事はできると思います。(自分でテスト撮影してないので推定)
これは買って試すしかないな。
ということで今回は、「GIZMON Utulens」と「GIZMON Wtulens」について私なりに色々考えたことなど書いていきたいと思います。
これらのレンズについてはいくつかのバリエーションが存在するので、それぞれ見ていきましょう。
GIZMON Utulens
おそらく最初に発売になったのがこのレンズ。
焦点距離は 32mm、絞りは F16固定。
「写ルンです」のシンプルエースは焦点距離が32mmで絞りは F10固定。
という事はこの「GIZMON Utulens」は「写ルンです」と同じ32mmで使うためにはデジカメはフルサイズを使う必要があります。
対応しているマウントは、マイクロフォーサーズ、ソニーのEマウント、富士フイルムXマウント、EOS Mマウント、ニコン1マウントの5種類です。
このうちフルサイズで使用可能なのはソニーのEマウントだけです。
ソニーのα 7シリーズにこのレンズをつければ32mmで使うことができますね。
α9でも32mmで使えます。
その他のマウントはセンサーサイズが小さいので32mmよりも望遠になってしまいます。
個人的にはやっぱり「写ルンです」と同じ32mmで使いたいので「α7につけて使いたいなぁ」と思います。(持ってないけど…)
GIZMON Utulens
焦点距離 |
32mm |
絞り | F16 (固定) |
フォーカス | 1m ~ ∞ |
対応マウント | マイクロフォーサーズ、SONY Eマウント、富士フイルムXマウント、EOS Mマウント、ニコン1マウント |
サイズ | 縦60mm × 横15mm (マウントによって若干異なります) |
重さ | 約46g |
GIZMON Wtulens
この「GIZMON Wtulens」の光学系には「写ルンです」のレンズ2枚が使用されています。
「写ルンです」のレンズ2枚を背中合わせに配置することによって焦点距離が約半分になりました。
フルサイズのカメラでは17mmの超広角レンズになります。
APS-Cサイズのボディでは35ミリ換算で約28mmのレンズとなります。
17mmとはかなりダイナミックな画作りができそうですね。
ただ個人的には「APS-Cサイズで28ミリのレンズとして使うのが使いやすいかなぁ」と思います。
17mmはたまに撮るのはいいけど常に使うのにはちょっと広すぎるかなぁ。
28mmとして使うならばEOS Mマウントにくっつけて使うことになります。
この組み合わせでスナップを撮るのは楽しそうですね。
GIZMON Wtulens
焦点距離 |
17mm |
絞り | F16 (固定) |
フォーカス | 0.5m ~ ∞ |
対応マウント | マイクロフォーサーズ、SONY Eマウント、富士フイルムXマウント、EOS Mマウント、ニコン1マウント |
サイズ | 縦60mm × 横15mm (マウントによって若干異なります) |
重さ | 約46g |
GIZMON Wtulens L
「GIZMON Wtulens L」は「GIZMON Wtulens」の光学系をそのままにして、厚さを約3分の1にしたレンズです。
焦点距離は「GIZMON Wtulens」と同じで、フルサイズで17mm。
ABS-Cサイズのセンサーだと35mm換算でおよそ28mmになります。
とても薄いレンズでレンズキャップと見間違えてしまうほどです。
「GIZMON Wtulens」も十分薄いレンズだし、光学系も同じなので、好きな方を選べば良いかと思います。
私ならやはり「EOS Mのボディに付けて使ってみたいなぁ」と思います。
GIZMON Wtulens L
焦点距離 |
17mm |
絞り | F16 (固定) |
フォーカス | 0.5m ~ ∞ |
対応マウント | マイクロフォーサーズ、SONY Eマウント、富士フイルムXマウント、EOS Mマウント、ニコン1マウント |
サイズ | 縦56mm × 横5mm (マウントによって若干異なります) |
重さ | 約20g |
GIZMON Wtulens Q
「GIZMON Wtulens Q」はペンタックス Q シリーズ専用のレンズです。
小型のペンタックス Q シリーズのボディに付けて使えると言うこともあり、「このレンズはとても良いなぁ」と思いました。
しかし、焦点距離がQ,Q10では35mm換算で93.5mmとなり、Q7,Q-S1のでは78.2mmの望遠レンズとなってしまいます。
センサーサイズの小さいQシリーズなので仕方のないことなのですが、なるべく広角で使いたいのでこのレンズを使うのはパスかな。
あくまでも個人的な感想です。
GIZMON Wtulens Q
焦点距離 | f=17mm (35mm換算 : Q,Q10 = 93.5mm / Q7,Q-S1 = 78.2mm) |
絞り | F16 (固定) |
フォーカス | 0.5m ~ ∞ |
対応機種 | PENTAX Q , Q10 , Q7 , Q-S1 |
サイズ | 縦44mm × 横19mm |
重さ | 約27g |
まとめ: どれを使おうか?
ここまで色々と能書きを並べておいてこんなこと言うのもなんなのですが、実は私現在使えるミラーレスを所有していません。
ニコン1 J1 を所有していますが、調子が悪くてシャッターが切れなくなってしまいました。
それ以来使えるミラーレスが手元にありません。
したがってこの「GIZMON Utulens」や「GIZMON Wtulens」を使うためにはミラーレスのボディをまず入手する必要があるのです。
この機会にミラーレス一眼の購入を検討しようと思います。
「GIZMON Wtulens」の使用と言う事から絞り込んでいくと、EOS Mシリーズか Αα7シリーズになります。
理由はただ単に「写ルンです」本来の焦点距離32mmになるだけ近い状態で使いたいからです。
という事は、「GIZMON Utulens」とα 7シリーズの組み合わせで31mmのレンズとして使う。
もしくは、「GIZMON Wtulens」とEOS Mシリーズで28mmのレンズとして使う。
この二通りの組み合わせが浮上します。
EOS Mシリーズもα 7シリーズももともと興味のあるミラーレスで、懐の事情が許すならば入手したいと考えていました。
もしこれらのボディと「GIZMON Utulens」もしくは「GIZMON Wtulens」を手に入れたら改めてレビューしたいと思います。
ではこのへんで
今日も楽しく撮りましょう。