こんにちは、いもてぃーです。
いろいろ写真を撮っていると画面の1部が暗く潰れてしまったり、白く飛んでしまったりして写ってないことがありますよね。
せっかく撮ったのに真っ黒で潰れてしまっていたり、真っ白で何も写ってなかったりするととても残念です。
画面の中に明アンサの大きなものが入っているとこういった写真になってしまいます。
黒くつぶれてしまった部分にも白く飛んでしまった部分にもちゃんとものがあるのでそれでも見えるようにしたい。
そういった時に便利なのがHDR撮影です。
iPhoneには標準のカメラアプリにHDR撮影の機能があるのですが、今回は「 Fotor HDR 」と言うアプリを使ってみました。
App ストアでは「 Fotor HDR – MultiStyle HDR Camera 」という名前で出ていますが長いので以降は「 Fotor HDR 」と表記します。
「 Fotor HDR 」で試しに撮ってみたところ強力なHDR効果が得られたので作例とともに紹介していきたいと思います。
「 Fotor HDR 」とはどんなアプリ?
「 Fotor HDR 」はHDR撮影に特化した写真アプリです。
ということでこのアプリは通常の撮影はできずHDR撮影だけとなります。
またHDRのスタイルを選ぶことができるので仕上がりのバリエーションを楽しむこともできます。
基本の使い方は下の動画をご覧ください。
文字は英語ですがだいたいの操作はわかりますよ。
「 Fotor HDR 」による作例
「 Fotor HDR 」は露出オーバーとアンダーの二枚の写真を撮影してこの二枚を合成して一枚の写真を作ります。
はじめに露出オーバーの写真とアンダーの写真をそれぞれ紹介して最後にHDR合成した写真をご覧いただきます。
▲ 露出アンダーの写真
で、この二枚を合成した完成写真がこれ
これぞHDRと言うような写真が出来上がりました。
合成前の2枚の写真もイラストっぽい感じだったのですが合成するとさらにイラストっぽいイメージになりました。
白く飛んでしまいがちな雲もグラデーションが表現されています。
空の青と葉っぱの緑が同時に表現されています。
また木の影や建物の窓の部分も明るく表現されていて超現実的な雰囲気があります。
これもHDRらしいカットです。
逆光の木の枝。
空の青と葉っぱの緑がこの写真も同時に表現されています。
木の幹も黒くつぶれてしまう事はなく幹の表面のディティールを見ることができます。
とてもきれいに写っていますが、ビルの輪郭に接する空が不自然に黒くなってます。
HDR合成が何らかの影響をもたらしたものだと思われます。
この写真の場合はHDR撮影をしなくても露出をうまく調整して撮影すれば十分にきれいな写真が撮れると思います。
必ずしもHDR撮影をすればいいかと言えばそうでもないのかなと感じました。
念のためにもう1枚ビルの写真を撮ってみました。
やはりビルの輪郭に接する空が不自然に色が濃くなっています。
この現象は割と頻繁に現れる現象なのかなぁ
もっと検証する必要がありそうです。
HDR撮影をするときはその場で仕上がりを確認するようにしよう。
まとめ:「 Fotor HDR 」の効果は強力
いかがだったでしょうか?
ちょっと作例が少なかったかな。もっといろんなシチュエーションで試してみる必要がありますね。
いろんなシチュエーションを撮影することによってアプリのクセを知ることができます。
こんな被写体ではこんな仕上がりになる。こんな光のときはこんな仕上がりになる…みたいに。
ここまで試した印象では「 Fotor HDR 」のHDRの効果はかなり強力といえます。
今回は使っていませんが、HDRのスタイルも選ぶことができるのでさらにいろんな表現をすることができますよ。
iPhoneには純正のカメラアプリにもHDRの機能があります。
純正のカメラアプリとこの「 Fotor HDR 」を比較するというのも面白いかもしれません。
機会があったらやってみようと思います。
ではまた。