こんにちは、いもてぃーです。
手元にあるフィルムカメラのテスト撮影シリーズをぼちぼちやってますが、夏になってしまいました。
カメラを持って屋外を歩き回るには厳しい季節ですね。
熱中症には注意しないとね。
とは思いながら何もしないのはつまらないのでやっぱり手元にあるカメラにフィルムを入れて撮ってみることにしました。
今回選んだカメラはYASHICA(ヤシカ)の 35-MEです。
1974年製カメラです。
YASHICA(ヤシカ) 35-ME
YASHICA 35-MEは1974年製の35mm目測ゾーンフォーカスのEEカメラです。
私とYASHICA 35-ME
実は先日レビューしたオリンパスXA2同様にこのYASHICA 35-MEはいつどこで入手したか覚えていない。
おそらく入手時期も入手経路もXA2と同じで10年くらい前にハードオフあたりのジャンクの中から見つけ出したのだろう。
当然であるが一度もフィルムを入れて撮ってない。
最近自分の中でフィルムのコンパクトカメラがマイブームをなっており、ひととおり手持ちのカメラをテスト撮影しようと思っている。(いつまでつづくかわからんが…)
そんなわけで今回はこのカメラに白羽の矢が立ったのだ。
このくらいの大きさでシルバーとブラックのカメラが好きなのでこの機種についての知識ナシで衝動買いしてしまったと思われる。
我ながらいい加減なものだ。
レンズはYASHINON 38mm/F2.8
シャッター速度は1/30~1/650秒
さてどんな写真が撮れたかな?
作例を見る
では上がってきた写真を見ていきましょう。
無限遠はシャープでコントラストはわりと高め。
音空がきれいです。
私の好きな感じですね。
周辺光量落ちはわすかです。
あまりクセがなくて普通にきれいに撮れてます。
やっぱり空の色がいいな。
朱色がうすいのは実物がこんな色だったから。
レンズのクセではありません。
そういう意味では自然な描写です。
露出の難しいシチュエーションです。
もちろんカメラ任せの露出ですよ。
まあ、がんばってると思います。悪くない。
やっぱり青空がきれい。
空や雲がきれいに撮れるカメラは良いね。
手前のアジサイにピントを合わせたつもり。
ゾーンフォーカスなのでピント合わせは慣れが必要ですね。
このぐらいシャープに写れば普通に使えるのではないかと思ってしまいます。
夕方。明暗差の大きいシチュエーションです。
シャドウ部がしまっていていいですね。
夕日が当たっているビルや空の色がもっと濃いとよりいいのですが、まあこれだけ写れば十分でしょう。
まとめ:自然な発色と適度なコントラストが気に入った!
YASHICA(ヤシカ) 35-MEのテスト撮影を終えてまず印象に残ったのは「思ったよりよく写るな」ということです。
さすがヤシカです。
私がテストした機体は適度なコントラストを保ちつつもナチュラルな描写をしました。
一言で言ってしまえばよく写る良いカメラと言うことになるでしょう。
あくまでも私がテストした機体に限ってですがYASHICA(ヤシカ) 35-ME の描写の特徴をまとめておきます。
・全体としてナチュラルな描写と発色。
・青空がきれいに写る。
・コントラストはやや高め。
・ゾーンフォーカスの遠景ではかなりシャープに写る。
まぁこんなところでしょうか。
ゾーンフォーカスカメラ全体に言えることですがピント合わせるには練習が必要のようです。
さてさて次はどのフィルムカメラをテストしようかな。
ではまた。