フィルム現像とCD書き込みをPriNet 1(プリネットワン)に依頼してみた。それでわかったネットの業者と量販店の上手な使い分け。


▲ 画像 PriNet 1 公式サイトより

こんにちは、いもてぃーです。

前回はT PROOF(ティープルーフ)に20年ぶりにフィルムを入れて撮影したお話でした。
そのときちょっと迷ったのがフィルムの現像をどこでやってもらうかです。
自宅ではフィルムをスキャンしてデジタル化するツールがないのでCDへの書き込みにもお願いしたい。

家電量販店に持ち込めば問題ないのですが、ちょっとした好奇心でネット上の業者さんにお願いしてみることにしました。
検索してみるとフィルム現像をやってくれる業者さんはたくさん出てきます。
その中で今回はPriNet 1(プリネットワン)を利用してみることにしました。

今回PriNet 1にした理由はとにかく安いから。
35mmカラーネガフィルムの現像だけなら会員価格(税込)でなんと 290 円です。
安いだけではなくクオリティの面でも優れているとの書き込みを目にしました。

では、早速PriNet 1にフィルム現像とCD書き込みの依頼から到着までをレポートしていきます。

PriNet 1 の料金


▲ 画像 PriNet 1 公式サイトより

やはり一番気になるのがいくらかかるかってことですよね。
今回私が依頼したのはカラーネガフィルム現像とCDへの書き込みです。

PriNet 1ではCDへ書き込むときの画素数を220万画素、340万画素、600万画素の3つから選ぶことができます。
さらに色補正のあり・なしを選ぶことができます。


▲ 画像 PriNet 1 公式サイトより

私は340万画素で色補正ありを選んで420円でした。


▲ 画像 PriNet 1 公式サイトより

フィルム現像とCDへの書き込みが420円とは素晴らしい!

ちなみに35mmカラーネガフィルムの現像だけなら290円です。(会員価格:税込)


▲ 画像 PriNet 1 公式サイトより

また35mm白黒(モノクロ)ネガフィルムの現像だけなら520 円です。(会員価格:税込)
モノクロはちょっと高いんですね。

PriNet 1に現像を依頼する手順

PriNet 1に現像やプリント、CD書き込みを依頼する手順は以下の通りです。

1、サイトで申し込む。必要情報を入力
2、フィルムを送る。
3、代金を支払う。
4、商品を受け取る。

ひとつずつ見ていきましょう。

1、サイトで申し込む。

まずはユーザー登録を済ませます。
ユーザー登録を済ませたら依頼したいものをトップページのバナーから探して入っていきます。
あとは順次、必要なことを入力もしくは選択していくだけです。
注文が完了すると注文を承った旨のメールが来ます。

2、フィルムを送る。

現像してほしいフィルムをPriNet 1に送ります。
私は35mmフィルム1本だったので定形外郵便で120円でした。
フィルムがPriNet 1に到着するとフィルムを受領した旨のメールが来ます。

3、代金を支払う。

代金は郵便振込もしくは 銀行振込で支払います。
今のところクレジットカード払いには対応していません。
私は郵便振込を利用しました。
支払いが終わると入金確認のメールが来ます。

4、商品を受け取る。
あとは現像が終わって送られてくるのを待つだけです。

単価を計算してみる

PriNet 1を利用した場合の写真一枚にかかるコストを計算してみましょう。

フィルム代
今回現像に出したのはロモグラフィのカラーネガフィルム 36枚 ISO400。
3本パックで1270円、税込みだと1372円。
フィルム一本の値段は 1372÷3=457.3円となります。

PriNet 1までの送料 定形外郵便で120円
現像、CD書き込み料 420円
自宅までの送料 290円

ここまでの合計は 
457.3+120+420+290=1287.3円

さらにこれを37で割ります。
1287.3÷37=34.79円

写真一枚にかかったコストは34.79円。
つまり約35円です。

最後になぜ36ではなく37で割ったのか。
それはフィルムは少し長めに作られており実際には37枚撮れる場合が多いからです。
36枚撮りとパッケージに記載があっても37枚撮れることがほとんどです。
今回できてきた写真を確認したらやはり37枚でした。

ビックカメラではいくらかかるのか

ビックカメラではいくらかかるのか調べてみると
フィルム現像はフジフィルムで36枚撮りは一本 税込み 648円
CDへの書き込みは36枚撮りのフィルムは一本 税込み 540円

これを先ほどと同様に単価計算すると
457.3+648+540=1645.3円
1645.3÷37=44.46円 
ビックカメラでの写真一枚のコストは約44円となります。

PriNet 1を利用した場合の写真一枚のコストは約35円だったので、ビックカメラより約9円安いことになります。
ビックカメラの単価計算は店頭に持ち込むことを考えたので送料は0円としてます。
また、店までの交通費は考慮してません。交通費がかかる場合はその分単価が上がります。

この9円という差額が大きいか小さいが考えるのにひとつ考慮しなくてはならないことがあります。
そう、時間です。

写真が手元にくるまでにかかる時間

単純にいくらかかるのかということに加えて写真が手元にくるまでにどのくらいの時間がかかるのかを考慮しないとけません。

私が送ったフィルムをPriNet 1が受領した旨のメールに商品の発想まで10ほどかかると書いてありました。
オーダーが集中しているとのことでした。
往復にかかる時間を4日とすると14日、つまり2週間くらいかかってしまいました。

一方、ビックカメラの場合は以前写ルンですを出して現像とCDへの書き込みをお願いしたときは1時間くらいで受け取ることができました。

片や2週間、片や1時間。
かなりちがいますね。
時間もお金と同じで無視できないコストです。

まとめと感想 ネットプリントの上手い使い方

今回はPriNet 1にフィルム現像とDC書き込みを依頼しました。
納期まで2週間かかってしまいましたがタイミングが悪かったのでしょう。
値段も安くて仕上がりもよかったので個人的には気に入りました。
そもそもフィルムでの撮影はデジタルに比べると時間がかかるのは承知していたので納期が2週間でもとくに困ることはありませんでした。

一般論で考える

ここからは一般論で考えてみたいと思います。

ネットの業者と量販店の特徴はと言いうと
ネットの業者は安いけど時間がかかる。
量販店は高いけど早い。
ざっくりいうとこんな感じです。

という訳でネットの業者を利用するのは
・時間かかっても安いほうがいいとき
・量販店が開いている時間に行くことができない場合
・量販店が近くにない場合
など

量販店を利用するのは
・早く現像等を済ませたいとき
・送るのが面倒なとき
などになります。

ネットの業者への送料

ネットの業者はとても安くていいのですがネックとなるのは送料です。
往復の送料がトータルの値段を釣り上げています。
送料は何気に高いですね。再認識しました。

そんなときはわずかではありますが、一度にフィルムを何本か送ると単価が安くなることがあるので工夫するとよいかもしれません。

あとネット業者の店舗がもし近くにあれば直接持ち込みができるか確認してみるといいですね。
持ち込みできれば送料がなくなるのでぐっとコストを抑えることができます。

これからもたまにフィルムで撮ることがあるのでネットの業者と量販店を上手に使い分けていきたいと思います。

では、今日も楽しく撮りましょう。

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