24-960mmの超高倍率ズーム搭載、Canon PowerShot SX730 HS は夢のカメラ。このカメラを買うべき人はこういう人。旧モデルとの比較。作例写真あり。

こんにちは。いもてぃーです。

CanonのPowerShot SX730 HS。気になるカメラですよね。
ひと言で言ってしまえば24-960mmの超高倍率ズームレンズがついたコンデジです。
小さなボディに望遠側が960mmというバケモノのようなレンズを搭載したカメラ。
私も気になります。

そこで今回はこのPowerShot SX730 HSを旧モデルのSX720 HSと比較して、SX730 HSを買うべき人はどんな人か、SX720 HSを買うべき人はどんな人か考えていきたいと思います。

PowerShot SX730 HSってどんなカメラなの?

まずはPowerShot SX730 HSの特徴から見ていきましょう。

私が考えるSX730 HSの3大特徴は…
・24-960mmの超高倍率ズームレンズ
・チルト液晶
・Bluetooth、Wi-Fi 搭載
です。

まあ、実際ほとんどの人は 24-960mmの超高倍率ズームレンズが気になっているはずです。
そしてこのレンズこそがSX730 HS最大の特徴です。

現在のところ同等のズームレンズを搭載したコンデジは他社にはありませんからね。

では、SX730 HSの3大特徴をひとつずつ旧モデルのSX720 HSと比較して見ていきましょう。

24-960mmの超高倍率ズームレンズ

24-960mm F3.3-6.9 光学40倍ズーム
このレンズあってのSX730 HSです。

撮像素子は1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)
有効画素数は約2,030万画素
映像エンジンはDIGIC 6

実はこれらは旧モデルのSX720 HSと同じです。
つまり撮れる写真は新モデルのSX730 HSも旧モデルのSX720 HSも変わりません。
これ重要です。

チルト液晶

チルト液晶がついているので自撮りやローアングル撮影に便利です。
自撮りをよくするかたやペットをカメラを低い位置でかまえて撮るのに力を発揮します。
このチルト液晶は新モデルのSX730 HSからつきました。
旧モデルのSX720 HSにはついていません。

Wi-Fi & Bluetooth

撮った写真をその場でスマホに転送してSNSにアップできます。
SNSに写真をよく投稿するかたには不可欠。
撮ってすぐにSNSにアップすると新鮮な気持ちをその場でシェアできます。
新モデルのSX730 HSでは Wi-Fi と Bluetoothが使えます。
旧モデルのSX720 HSはWi-Fi は搭載されていますが Bluetooth は搭載されていません。

旧モデルのSX720 HSはどうなの?

レンズと映像エンジンが同じなら新旧どちらのモデルを買っても撮れる写真は理屈では同じはず。
では新モデルのSX730 HSと旧モデルのSX720 HS、とっちを買えばいいのでしょうか。
私は旧モデルのSX720 HSを愛用していますが、とても気に入って大切に使っています。

実は先日、撮影中にSX720 HSをあやまって地面に落としてしまいキズをつけてしまいました。
表面にキズがついただけで壊れなかったので良かったのですが涙が出そうになりましたよ。

今ならそのSX720 HSが安く手に入るだけに悩んでしまいますね。
結局はチルト液晶がついているか、Bluetoothが使えるかとかで選ぶことになると思います。

では、24-960mmの超高倍率ズームレンズって実際にはどういう感じに写るのか作例で見ていきましょう。

作例 24-960mmの超高倍率ズームレンズの威力

カメラは旧モデルのSX720 HSを使用して24mmと960mmで撮影しています。

24mmで撮った写真の赤い輪の中が960mmの写真です。

堀の向こうに咲いているアジサイの花(24mm)

            

こんなに大きく撮ることができます。(960mm)

五重塔の一番上の部分(24mm)

            

こんな形になっているんですね。(960mm)

はるか遠くにあるベンチ(24mm)

            

まるで接近して撮ったみたい。(960mm)

身を乗り出すことができない場所でも(24mm)

            

こんなに大きく撮ることができます。(960mm)

次は鉄道。遠くにあるレールの端の部分(24mm)

            

こんなにアップでデティールまでしっかり分かります。(960mm)

24-960mmの超高倍率ズームレンズの力がどんなにすごいかお分かりいただけたでしょうか。

では、新モデルのSX730 HSを買うべき人と旧モデルのSX720 HSを買うべき人をそれぞれ見ていきましょう。

新モデル SX730 HSを買うべき人


チルト液晶が必要な人
自撮りやカメラを低い位置に置いて撮影することが多いかたはチルト液晶があると便利です。
チルト液晶がないとカンで撮らないといけなくなります。

Bluetoothを使う人
Bluetoothをどうしても使うかたはSX730 HSでないといけません。
新モデルのSX730 HSはWi-Fi と Bluetooth を搭載しています。
旧モデルのSX720 HSはWi-Fi のみを搭載。

新しいモデルがいいと思う人
カメラの機能など関係なく「新しいのがいいんだ」というかたもいるでしょう。
そういうかたは新モデルを買わないと気が済まないですよね。
私はそういう考えは否定しません。いいと思います。
自分にもそういうところがありますから。

ボディ色がシルバーがいい人
SX730 HSのボディ色はブラックとシルバーの2色。
旧モデルにはシルバーの代わりにレッドがラインナップされていました。
シルバーがほしいかたはSX730 HSしかありません。

旧モデル SX720 HSを買うべき人

安く手に入れたい人
現在、新モデルのSX730 HSの最安値が 約39,000円。
旧モデルのSX720 HSの最安値が 約27,000円(価格.comより)
その差12,000円。
安く手に入れたいなら断然SX720 HSですね。

ボディ色がレッドがいい人
旧モデルのSX720 HSのボディ色はブラックとレッドの2色。
新モデルのSX730 HSはレッドの代わりにシルバーがラインナップされています。
レッドがほしいならSX720 HSです。

まとめ SX730 HSは夢のカメラ

コンデジでありながら24-960mmという超高倍率ズームレンズを搭載したCanonのPowerShot SX730 HS。(旧モデルのSX720 HSも同じ)
このカメラがあれば遠くにある被写体をググッと近くに引き寄せることができます。

今まで遠くにあって近づくことができないためあきらめていた写真も撮ることができるようになります。

          

撮像素子のサイズが1/2.3型なので画質に不満があるというかたもいるでしょう。
確かに一眼レフやミラーレスに比べると見劣りしてしまうかもしれません。

しかし、一眼レフやミラーレスのボディに960mmクラスのレンズをつけたらどれだけ大きくて重くなることでしょうか。
もちろんそれはそれで高画質で素晴らしい写真が撮れるのでありだと思います。

ですが、「そんな機材をそろえるだけのお金は出せない」
「そんな大きくて重いのには耐えられない」
というかたには手軽に超望遠撮影が楽しめるPowerShot SX730 HSは夢の存在です。
懐にも体にも優しいカメラです。

私は旧モデルのSX720 HSを使っていますが、このカメラで初めて960mmという世界を体験してむちゃくちゃ感激しましたよ。

            

川の向こう岸に咲いている美しい花、遠くの海上を進む船とそれが作り出す波、これ以上近づくと逃げてしまいそうなネコなど。
今まであきらめていた被写体に撮影のチャンスを与えてくれるのです。

しかも、コンデジなのでいつもカバンに入れておくことができます。
カメラを常に持っていると不意に出会った素敵な被写体も写真に撮ることができます。

シャッターチャンスが増えると良い写真が撮れる確率もグンと上がります。

画質の面でもブログやSNSに使うには十分すぎます。
プリントするのもL版や2L版、KGなら余裕ですよ。
おそらくもっと大きくても問題ないでしょう。

ぜひ、PowerShot SX730 HSを手にして多くのシャッターチャンスをモノにして、あなたの写真ライフを素晴らしいものにしてください。

新モデル SX730 HS

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