飲みに行ったとき料理の写真をとらせてもらうことについて考えたことと実践したこと

こんにちは、いもてぃーです。

先日、同僚と3人で「北の台所 おんじき」に行ってきました。
この「おんじき」はこのあたりでは「美味しい」ということで有名なお店です。

ということで、いつものように「おんじき」のグルメレポートを と考えたのですが ちょっと考えたことがありました。

友達と飲みに行った時に出てきた料理を写真に撮らせてもらうことについてなのですが、 出てきた料理にみんな早くハシをつけたいと思っているところを「ちょっと待って」と言って 写真を撮らせてもらわないといけません。

一緒に行った友達は特に写真など興味がないし、SNSやブログなどやってないので 待ってもらうということが 申し訳ないなと思ってしまいます。

なるべく一緒に行った友人に待たせないように写真をさっさと撮ってしまわなければなりません。

その時に考えて実践したことをシェアしたいと思います。

今回の舞台は「北の台所 おんじき」です。

私のまわりではおいしいと評判のお店です。

三人で来店して私以外の二人は写真やSNSには縁のない人たちです。

一方、私はといえば料理の写真を撮る気マンマンです。

「フォトジェニックな料理があれば無理してでも頼んでやろう」と下心をうずかせながらメニューに目を通します。

しかし、いくらカメラと写真に人生と人格のほぼすべてを奪われている私でも羞恥心というものは持ち合わせています。

写真を撮るからと言って料理が運ばれてきてもお腹を空かせている二人に待ってもらうのは申し訳ないと感じました。

ですがやはり料理の写真は撮りたい。

どうすればいいだろうか・・・・

そうだ! ソッコーで撮ればいいじゃないか!

という訳で、注文して次々に出てくる料理を時間をかけずに片っ端から撮っていくことにしました。

このとき自分自身に課した決まりは・・・

「一品につき一分以内に2~3カット撮る」です。

これは最悪でもということで

できれば「30秒以内で1~2カットで終了する」です。

ただし、写真はSNSやブログに使えるレベルであること。

ようし、やるぞっ

こうなるといかに時間をかけずに撮るか考えないといけません。

以下はそのとき私がやったことです。

カメラの設定は料理がくる前に済ませておく

みんなが料理を注文して出てくるまでの間にカメラの設定を済ませておきます。

露出モード
まず露出モードを絞り優先にセット。絞り値をF4くらいにしてそのときのシャッタースピードを見る。あまり遅くて手ブレしそうならISO感度を上げる。

露出補正

補正なしだと写真が暗めになってしまうと思ったので+0.7にしました。

フォーカスエリア

フォーカスエリアをシングルスポットにします。これはピントの位置を自分ですきなところに合わせるためです。

ホワイトバランス

飲食店内は白熱灯が使われていることが多いのでホワイトバランスを確認することは絶対必要。色被りのない料理写真を目指します。

オートホワイトバランスにするか、白熱灯に設定するか、それでもだめならマニュアルでセットすることになります。
モニターを見るとオートホワイトバランスできれいに補正できているようだったので今回はオートホワイトバランスでいくことにしました。

とこれでひと通りカメラの設定は完了。

そうこうしてると早くも一品目が運ばれてきました。

さあ、撮影開始だ!

一品目、鰊(ニシン)の切り込み

最初から撮りにくい小鉢が登場。

レンズの最短撮影距離の関係で画面いっぱいに料理を写すことはできません。

それはあきらめてピントだけをしっかり合わせて撮影。

この写真はあとでトリミングをしてまわりを切ったものです。

おんじきサラダ

今度は大皿なので撮りやすいはずが、これは失敗。

手前に自分の影が入ってしまっています。

慌てて撮ったので気がつきませんでした。

今後は注意しないと。

イカのごろ焼き

スルメイカを丸ごと使った比較的撮りやすい料理です。

揚げ芋バター

豆くらいの大きさの芋です。「ほど芋」または「アピオス」というらしい。

これも一品目同様に小鉢なのであとでパソコンでトリミングしました。

チーズとクラッカー

ちょっとめずらしい立体的な料理。

もう少しカメラを上に振って皿の手前の部分は画面からカットしたほうがよかったですね。

料理が乗ってないので何か気になります。

焼きトマトのベーコン巻き

皿が細長いので皿の端は画面に入れずに料理をなるだけ大きく撮ることを意識しました。

ホタテ貝 味噌焼き

これは大き目の料理なので撮影は楽でした。

奥にあるしゃもじはないほうがよかったね。

こういうものは撮影前に取らないとだめだな。

これも今後は気を付けよう。

最後はきゅうりの漬物

きゅうりに比べて皿が大きいので皿の端は思い切って画面から外しました。

きゅうりを大きく撮影。

とこれであっという間に終了となりました。

みんなお腹が満たされたようで注文はこれで終わりです。

こうして見てみるとチョコチョコしくじってますね。

自分の影が写真に入っているのは撮るときに気が付かないとだめですね。

まとめ:カメラの設定と注意点

居酒屋で時間をかけずに料理の写真を撮るためにカメラの設定は料理が出てくる前にやっておく。

撮影モード

P(プログラムオート)、A(絞り優先)、S(シャッタースピード優先)、M(マニュアル) どれてもいいですがA(絞り優先)かS(シャッタースピード優先)が使いやすい。私はA(絞り優先)をいつも使っています。

絞り値とシャッタースピードは必ず確認すること。

特にシャッタースピードが遅いと手ブレするので注意。

シャッタースピードが遅いとき絞りも開けられないときはISO感度を上げて調節する。

露出補正

店内やテーブルの上などテスト撮影してみて暗く感じるようなら+補正する。

料理ごとに補正量を考えると時間がかかるので一度プラス補正したらそのお店での撮影はそのまま行う。

フォーカスエリア

メーカーによって呼び方が違いますが一点を任意で選べるモードがおすすめ

撮影のときは料理のどの部分にピントを合わせるか意識する。被写界深度に頼らない。

カメラが自動でピント位置を選ぶモードは思ったところにピントが来ないことが多いので私は使いません。

ホワイトバランス

店内でテスト撮影してみて白いものが白く写っているか確認する。

飲食店の照明は電球が一般的。「オートホワイトバランス」で補正できてないなら「電球」に設定を変えてみる。

それでもうまく補正できないんら「マニュアル」でホワイトバランスを設定します。

ホワイトバランスも一度設定したらそのお店では変更せずに撮影します。

以上、私が行った設定と注意点はこんな感じです。

あと、これらの設定は撮影が終わったら必ずもとにもどしておきましょう。

特に露出補正やホワイトバランスはもどすのを忘れると次の撮影で悲惨なことになります。

だいたい次に写真を撮るときには設定をいじったことは忘れてますから、ちゃんと写らないのでカメラが壊れたのかと焦ります。

とにかく飲み会の雰囲気を写真撮影で悪くしてしまわないようにサクッときれいに撮りたいものですね。

ではでは

今回使ったカメラ

北の台所おんじき 立川家

所在地: 〒192-0012 東京都立川市曙町2丁目5−17 イノタケビル 地下
電話: 042-540-0533
時間: 17時00分~23時30分
日曜日定休日

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