【カメラレビュー】 Canon PowerShot SX720 HS の設定[極彩色]を通常の[AUTO]と比較。こんな鮮やかな写真が撮れました。 そしてわかった[極彩色]の特徴と使いどころ。

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こんにちは いもてぃーです。

今回はCanon の PowerShot SX720 HS の
[極彩色]という設定について見ていきたいと思います。

sx720d
 
[極彩色]というのは、とても鮮やかな色の写真が撮れるという設定です。
普段撮っている写真とは違った世界を写すことができます。
 
色鮮やかな世界に魅せられてしまい
ノーマルな世界に戻れなくなってしまわないようにご用心くださいませ。
 
では、早速 [極彩色]の世界にまいりましょう

[AUTO]と [極彩色]の設定はとてもかんたん。

sx720-03

PowerShot SX720 HSには
[ノーマル] とか[ナチュラル]という設定がないので
[AUTO]にして撮ったものを
このカメラの「ノーマルな色」と考えることにします。

[AUTO]と [極彩色]の設定方法はとてもかんたんです。

[AUTO]の設定方法

モードダイヤルを回して [AUTO]に合わせるだけです。

dsc02153

かんたんですね。

[極彩色]の設定方法

まずモードダイヤルを回して [SCN]に合わせます。

dsc02154

次に[FUNC.SET]ボタンを2回押した後、

dsc02157a

[FUNC.SET]のまわりのホイールを回して [極彩色]にします

dsc02157b

dsc02157c

最後に [FUNC.SET]ボタンをもう一度押せば設定完了です。

dsc02157a

これでモードダイヤルを [SCN]に合わせると

[極彩色]で撮影することができます。

モードダイヤルを回して[AUTO]にしたり、
[SCN]にしたりすることで
「ノーマルな色」と [極彩色]を
切り替えて撮影することができます。

[AUTO]と [極彩色]を撮り比べてみる

では、[AUTO]で撮った写真と[極彩色]で撮った写真を見ていきましょう。

img_0011

[AUTO]で撮影したこのような風景は・・・・・

            yjs02

img_0012

[極彩色]で撮影するとこんな感じになります。

緑がぐっと鮮やかになり、まるで初夏の風景のようです。

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[AUTO]で撮るとこんなちょっとシブ目の秋の風景も・・・・・・

            yjs02

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[極彩色]だとこんなに鮮やかになります。

黄緑がきついですね。

[極彩色]にしたからといって必ずしも良い結果になるわけではないようです。

当たり前か・・・・

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[AUTO]で撮ったピンクの花

       yjs02

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[極彩色]だとやっぱりピンクと緑がキツイです

むずかしいですね。

img_0110

[AUTO] 池のある風景

            yjs02

img_0109

[極彩色] やっぱり緑がキツイなぁ・・・・

もう少し彩度を下げるといいかもね。

img_0115

[AUTO] こんな植物は・・・・・・

            yjs02

img_0114

[極彩色] 葉の黄緑色と花の紫色が強いですね。

[AUTO]と[極彩色]の中間の彩度だといいかも・・・・です。

img_0154

[AUTO]  竹と青い空はどうなるかな・・・

            yjs02

img_0155

[極彩色] 秋なのにゴールデンウィークみたいになってしまった。

これから夏がやって来そうです。

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[AUTO] 少し紅葉した木は・・・・・・

            yjs02

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[極彩色]  鮮やかな紅葉になりました。

[極彩色]は紅葉とは相性がいいのかな。

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[AUTO] 水に浮かぶ植物の葉っぱは・・・・・・・

            yjs02

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[極彩色] うわ~~~ やっぱり緑が強すぎる。

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[AUTO] 遊歩道の風景

日陰の木と葉は・・・・・・・

           yjs02

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[極彩色]だとこんな感じになります。

日陰の緑もかなり鮮やかになりますね。

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[AUTO] 次は夕日

            yjs02

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[極彩色] こんなに鮮やかで迫力のある写真になりました。

夕日は[極彩色]とも相性がいいですね。

まとめと感想

今回は自然が中心で、人工物や生き物の例がなかったのですが

あなたは[極彩色]にどんな印象を持ちましたか?

img_0130

PowerShot SX720 HSを[極彩色]に設定すると
とても鮮やかな写真が撮れます。
まるでこれは 旅行のパンフレットの写真のようです。
旅行のパンフレットに載っている花や紅葉の名所の写真のような色です。
 
旅行のパンフレットの写真のようだから
その写真が良いとか、悪いとか言うのではなく
「そういう表現ができるんだ」と考えるといいと思います。
 
自分の写真表現の選択肢のひとつとして持っておくということです。

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色を強調したいときには[極彩色]は定番のモードです。
期待通りにしっかりと色を強くしてくれます。
 
 
 

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ただし、しばしば期待以上に色が鮮やかになってしまうので注意も必要です。
[極彩色]を使うときには必ずモニターで色味を確認するようにしてくださいね。
[極彩色]に設定したままでうっかり撮り続けてしまうと
使えない写真を量産することになるかも知れません。

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木や草の緑もとても鮮やかになり、新緑の季節の写真のようです。
上の写真は10月に撮影したものです。
まるでゴールデンウイークのころの写真のようです。
 
 
 

img_0422

夕日も [極彩色]と相性の良い被写体です。
地味な夕日がかなり立派になります。
 
Canon PowerShot SX720 HS以外のカメラにも
[極彩色]と同じような設定があると思います。
 
「あざやか」とか「ビビッド」など
カメラメーカーや機種によって呼び方が違いますが
あなたのカメラでも一度試してみてはいかがでしょうか
 
普段「ノーマル」や「ナチュラル」で撮っているかたなら
色鮮やかな世界を楽しむことができるでしょう。
 
ではまた
 
 

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