こんにちは、いもてぃーです。
今日は 文章も写真も 楽しめる本を一冊紹介したいと思います
「クリエイターの収納術」
どんな本かと言うと
12人のクリエイター （夫婦一組を含む）
の作業場を中心とした収納の様子を
たくさんの写真とクリエイター自身の
収納への考え方で構成した本です。
突き詰めて考えると収納とはどんな風に暮らすかであり
つまりライフスタイル ということになるのです。
それぞれのクリエイターの
「ものを生み出す行為に沿った収納とその考え方」
がとても 興味深い本です
この本の見所は
① いろんなクリエイターのライフスタイルを見ることができる
② 写真がとにかくいい感じ
③ 「はっ」とするような言葉に出会える
です。
では早速詳しく見てみましょう
① いろんなクリエイターのライフスタイルを見ることができる
① いろんなクリエイターのライフスタイルを見ることができる
この本ではいろんなタイプのクリエイターが登場しています
建築家、 イラストレーター、デザイナー、陶芸家など
変わったところだと盆栽作家やパン教室主宰など
ちょっと変わったクリエイターのかたも登場してます。
そんな様々なクリエイターの「収納」を通して
様々なライフスタイルを見ることができます。
クリエイターによって使う道具も違うため
自ずと収納も違ってきます。
それぞれのクリエイターのかたの
創作活動に対する考え方や収納に対する考え方を
知ることができるというのが
この本の第一の魅力です。
② 写真がとにかくいい感じ
② 写真がとにかくいい感じ
とにかくこの本には写真が多いです
写真のほうがメインという見方もできます。
いもてぃーもこの本を開いてみて
たくさんの素敵な写真に魅了されて購入を決めました。
それぞれのクリエイターのかたの収納の様子を
分かりやすい角度から写真に撮ってあります。
しかもこの写真がとても 美しいのです。
「この棚のここにこんなものがあるぞ」
「こういう風にものを配置してあるのか」
などと考えながら写真をみていると
時間を忘れてしまいます。
ぼ～～っと写真を見ているだけでも
なんだか快適な気分になってきます。
③ 「はっ」とするような言葉に出会える
③ 「はっ」とするような言葉に出会える
この本はクリエイターのかたの収納術を紹介している本なので
自然とそれぞれのクリエイターのかたのライフスタイルにふれていきます
それぞれのクリエイターのかたが
どんなふうに 創作活動について考え
収納について 考えているか
読んでいくと「はっ」とするような
クリエイターならではの言葉に出会うことができます
それはクリエイターだけでなく
私達の普段の生活にも 当てはめて使えるような
言葉であったりします
私たちの仕事にも 応用できるかもしれません
私が「はっ」とした言葉をいくつか紹介したいと思います
暮らし方を決めてから物を合わせる。
物が先にあるのではなく、自分自身が先にあるということですかね。
そもそも私はどうしたいのか？
分かってないことってありますよね。
本当に好きなものを選んで使いたい。値段の高い安いにかかわらず一度手に入れたら捨てたくない。
いもてぃーの場合、カメラやレンズがこれにあたります。
ただし、本当に好きなものだけ選んでいるか
というとあやしいですね。
自分がどうあれば心地いいのかを分かっていれば 何処へ移ったとしても大丈夫なのだ。
悟りですね。これは。
いもてぃーもこうありたいです。
減らしてみたら気持ち良さがわかった。
たくさんの余計なものに囲まれていると集中力がなくなります。
余計なものってノイズがひどいんです。
しかも自覚してないことが多い。
「どう作ろうかな」とか先に考えたりはしないんです。まずは作り始めちゃって手を動かしながら考えて変えていきます。
これってブログ記事書くのに考えすぎて
結局書けないって最悪パターンの回避策だね。
気をつけよう。
このような素晴らしい言葉が
この本にはたくさん散りばめられています
どんな言葉が心に響くかは人それぞれ。
あなたの心に響く言葉がきっとあるはず。
この本を読みながら そのような素晴らしい言葉を見つける
「言葉の宝探し」を楽しむこともできます
感想とまとめ
感想とまとめ
クリエイターはものを生み出し続けます。
ものを生み出し続けるためには
その行為が自然に行えるような「収納」が必要となります
「収納」はその人の考え方であり、ライフスタイルです。
「収納」には、創作活動における
「機能性の確保」と「モチベーションの維持」 のための働きがあります。
そう考えると「収納」とは創作活動そのもの
と言ってもいいのではないでしょうか
いもてぃーはこの本を読んでそんなふうに考えました。
あともうひとつ
本に載っているたくさんの写真がとにかく素晴らしい
見てるとなんだか気持ちがいいのです。
これは各クリエイターのかたの 「収納」が
ある種の美しさを持っているということと
写真を撮られたかたのフィーリング（力量と言うべきか）
とにかくこの両方がうまい具合に
シンクロしているのではないかと思われます
写真を撮っている私に とって
この本の中の写真は大いに勉強になりました。
「部屋のどの部分を切り取るか」とか
「どんなアングルで撮るか」など
写真の中の説明的な要素と
作品的な要素のバランスが絶妙なのです。
説明写真として見ることも、作品として見ることもできます。
大いに参考にして自分の写真に 取り入れて いきたいと思います
もし興味があれば この「クリエイターの収納術」
手に取って みてはいかがでしょうか
ではまた
