以前このブログで、撮影後にピント位置を指定できるカメラを搭載したスマホを紹介しましたが、カメラもありました。
「Lytro Illum」というカメラです。
正しい読み方がわからないのですが「ライトロ イルム」でいいのかな?
撮影後にピント位置を変更できるカメラを「ライトフィールドカメラ」というらしいのですが、元記事には以下のように説明されています。
「ライトフィールドカメラ」は光の飛んできた角度も同時に記録しており、撮影後にコンピューター上で計算しなおすことで「リフォーカス」が可能となるカメラです。
画像を再生するために専用の表示デバイスやコンピューターが必要となってしまうのが欠点。また角度を記録する分、同じセンサーを使っても解像度が小さくなってしまう問題もありました。
「Lytro Illum」は400万画素相当の解像度で撮影ができるデジタルカメラ。Webでの公開には必要十分なサイズとなりました。またブラウザで見られるビューアーも公開されており、ブログやSNSに埋め込んで写真を見せることも可能です。
「ライトフィールドカメラ」というシロモノがすでに誕生しており、製品化されていることを知りました。
この「Lytro Illum」が生みだす写真のクオリティはどの程度のものなのでしょうかね。
かなり興味があります。
もしかしてこれからのデジカメのトレンドは「撮影後のピント位置変更が可能」っていう機能を搭載することになるのかな?
ニコンやキャノンのカメラにもこの機能がつく日が来るのでしょうか?
フィルムカメラ時代から考えるとマニュアル露出だったカメラに露出計が内蔵されAE機になり、ピント合わせも自動になりました。
一眼レフにもストロボを搭載するようになり、いつのまにかフィルムにデジタルが取ってかわりました。
フィルム交換なして千枚以上撮影することもできるようになり、ISO感度やホワイトバランスも自由に変えることができる・・・・
今のカメラですらかなりバケモノだと思いますが、ついにピント位置まで撮影後に変更できるカメラが製品化されています。
すごいことになってます。
「Lytro Illum」の背面。
上下左右のボタンがありませんね。
液晶をタッチして各種設定を行うようです。
かなり興味をそそられます。
この「Lytro Illum」とこれからも登場するであろう「ライトフィールドカメラ」に大いに期待したいと思います。